ポータルサイトビジネス実践講座

ポータルサイトで成功するための「参入テーマ」を決める方法

ポータルサイトビジネスにおいては、サイトの「テーマ決め」によって月の収入が大きく変わります。需要が多いサイトを作れば儲かりますが、需要が無いサイトを作っても全く儲かりません。

月100万円を超える収入を上げるためには、必ず「儲かるジャンル」に参入してください。

ただ、「どういうジャンルが儲かるのか?」「選んではいけないテーマは?」など疑問を持つ人も多いです。そこでここでは、ポータルサイトビジネスにおける「参入すべきテーマ」「テーマを選択する方法」について解説していきます。

それらを理解して、サイト収入を大きく左右する「参入テーマ決め」を慎重に行っていきましょう。

ポータルサイトとブログの違い

参入テーマを選ぶにあたり、まずはポータルサイトとブログの違いについて理解しておく必要があります。

ポータルサイトとは、更新日時は関係なく「カテゴリごと」にコンテンツが分類されているサイトです。また、サイト全体のテーマは必ず一つに絞ることをオススメしています。テーマを1つに絞ったポータルサイトを「専門ポータルサイト」と呼んでいます。

ブログは「アメーバブログ」「はてなブログ」などを思い浮かべるように、更新日時に沿ってコンテンツが表示されます。最新の投稿が一番上に来ているのがブログです。また、ブログはテーマを絞ることは少ないです。日常の色々なことについて書かれていることが多く、趣味に近いです。

ポータルサイトとブログの特徴

ポータルサイトがブログと大きく異なる点は「定期的に更新する必要はない」「半永久的に変わらない情報を載せる」という点です。

ブログでは、最新の情報を発信することが求められるため、更新が止まれば、そのサイトに来たユーザは違和感を覚えます。一方でポータルサイトは流行などにとらわれない「変わらない情報」をコンテンツとして作ります。

そのため、テーマに関するコンテンツを全て作り終えれば、あとは「完全放置」でアクセスを集め、収益を上げてくれます。

以下の表にポータルサイトとブログの違いをまとめました。

項目 ブログ ポータルサイト
アクセスを集める難易度 簡単 難しい
内容 変わる情報 変わらない情報
更新頻度 定期的に更新する 記事を溜めて放置できる
更新しないと・・・ 不自然なブログ、アクセス数が落ちる アクセスは増え続ける

変わらないテーマを選ぶ

上で説明したように、ポータルサイトでは「半永久的に変わらない情報」を選択するべきです。そうすることで、「完全自動」で収益を上げることができます。

半永久的に変わらない情報とは、何十年、何百年も前から今でも変わっていない情報を考えればわかりやすいです。例えば、「株式投資の手法」「英語の習得法」「ニキビの直し方」があります。

このようなことは、具体的な方法自体は時代によって流行があるかもしれません。ただ、その裏側にある根本的な考え方や理論は同じです。そのため、株式投資や英語、ニキビの分野は儲かる分野として実際に多くの人が参入しています。

一方で変わる情報とは、他人の商品情報などがあります。例えば、Word・Excelなどのソフトウェアの使い方です。ソフトウェアにはバージョンアップが必ず起こるため、その度に使い方は変わってしまいます。

他にも、法律やFacebook・TwitterなどのWebサービス、スマートフォンなどは全て変わる情報と言えるため、参入テーマに選ぶべきではありません。

儲かる分野の見つけ方

ポータルサイトビジネスでは「変わらない情報」こそが儲かる分野だと説明しました。その儲かる分野を簡単に見つけるには「本屋に行く」ことが最もオススメです。

今は「本が売れない時代」です。その時代にわざわざ売れない本を置くような本屋はありません。売れる(= 需要がある)からその本を置いてあるわけです。

つまり本屋に行けば「世の中の人が何を求めているのか?」を知ることができるため、ポータルサイトビジネスにおける参入テーマ決めでは大いに参考になります。

本屋(大型書店)の売り場面積

本屋、特に大型の書店に行ってまず注目するべき点は、「売り場面積」の大きさです。例えば「語学」では、「英語」に関する本の売り場面積が圧倒的に大きいと気づくはずです。

フランス語やドイツ語の売り場面積は小さく、実際にこれらのテーマに参入しても儲かりません。

ロングセラー本の内容に注目

儲かる分野を見つけるために重要なもう一つは「ロングセラー本に注目する」ことです。「ベストセラー」ではなく、「ロングセラー」です。

ベストセラーは「流行」と言い換えることもでき、本当に今後も需要があり続けるかはわからないからです。何十年も前から売れ続けているロングセラー本であれば、今後も何十年、何百年と売れ続けます。

ロングセラー本を見つける方法としては、「出版された時期」「重版の回数」「書店員に聞く」「ネットで調べる」などがあります。

ポータルサイトが資産になるための条件

ポータルサイトが「ポケットにお金を運んでくれる資産」になるためには、いくつか条件があります。参入テーマを決める際の重要な判断材料になるため、参入しようとしているテーマが下記の条件に当てはまっているか確認してください。

半永久的に需要がある、廃れない

1つ目は上でも説明したように、「半永久的に需要がある」「時代が変わっても変わらない」ことです。ポータルサイトビジネスは「完全放置」で収入を得られることにメリットがあるため、流行によって需要がなくなってしまう分野は適していません。

単価が高い(大きなお金が動く)

2つ目は「単価が高い(大きなお金が動く)」ことです。ポータルサイトビジネスは簡単に言うと「集客代行ビジネス」です。つまり、紹介した商品、サービスが売れることによって収入を得ますが、それらの商品やサービスを販売している業者は紹介料以上の儲けがなければいけません。

販売業者の儲けが大きければ大きいほど、紹介料も増えるという仕組みです。

大きなお金が動く例として、「転職」があります。ポータルサイトビジネスでは、「転職エージェントに登録してもらう」ことで転職エージェントから1件数千円〜2万円程度の紹介料をもらいます。

ただ、転職エージェントは1人を企業に紹介すると、企業から「紹介した人の年収の30%」をもらうのが一般的です。年収600万円の人の就職が決まると、180万円が転職エージェントに入ります。

このように、サービスを実際に販売している業者が儲かることでポータルサイトビジネスは成立します。そもそも業者が儲かっていなければ、紹介料も少なくなり、ポータルサイトビジネスとして参入すべきではないと判断したほうが良いです。

LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)が高い

ポータルサイトが資産になるための3つ目の条件は、「LTV(Life Time Value)」が高いことです。LTVは顧客生涯価値と訳されますが、簡単に言うと「お客さんがその商品にどれだけお金を使うか」ということです。

例えば、1袋2000円のサプリメントでも、1ヶ月で無くなるとして10年間買い続けると仮定すると、「2000円(単価)× 12ヶ月 × 10年間 = 24万円」となり、実際には単価24万円の商品を買っているのと同じという理論です。

もちろん、実際には買った人全員が10年間買い続けるはずがないため、LTVは以下のような式で算出されます。

LTV =(平均購買単価)×(リピート率)×(継続期間)

「大きなお金が動く」と同様に「LTVが高い」ことも参入テーマを選ぶ際の重要な条件になります。

参入すべきテーマとは

ここからは「具体的に参入すべきテーマ」について解説していきます。

ポータルサイトビジネスはボランティアではありません。ビジネスとして成立させるためには、「収益にこだわる」べきです。ポータルサイトビジネスでは、参入するテーマによって費用対効果が10倍以上も違うことがあります。

テーマ選びを軽視すると、どんなに良いサイトを作っても「報酬が得られない」ということが起こります。テーマ選びによって収入を得られるかどうかの8割方が決まってしまうため、参入テーマを間違えないようにしましょう。

アフィリエイトで選択すべき分野

まずは「アフィリエイトで参入すべきテーマ」です。アフィリエイトでは基本的に儲かる分野は決まっているため、その中から選択するべきです。全てではありませんが下記の表にまとめましたので、参考にしてください。

ただ、「すでに多くのライバルサイトがあって厳しいのでは?」という疑問を持つ人がとても多いです。結論としては、ライバルサイトがすでにあっても問題ありません。

ライバルサイトが存在するのは「需要がある証拠」です。また、ライバルサイトといっても太刀打ちできないようなものすごいサイトというのは非常に少なく、後発で参入してもライバルサイトを超えることはできます。

さらには、Google検索のアクセスを1つのライバルサイトが全て取ることはありえません。色々なサイトにアクセスが分散するため、同じテーマですでに多くのサイトがあっても心配は無用です。

参入テーマを選ぶときのコツとして、「分野をしぼって見せ方をずらす」ようにしてください。転職の総合サイト、株の総合サイトは避けるべきです。代わりに、エンジニア転職、IPO投資など、分野を絞ってポータルサイトを作ることでライバルサイトとの差別化もできます。

<アフィリエイトで参入すべきテーマ>

金融 キャッシング・ローン、クレジットカード、デビットカード
投資 株、投資信託、ETF、債券、先物、金、FX、積立投資、NISA
転職 転職全般、薬剤師、SE(エンジニア)、医師、看護師、保育士、第二新卒、女性
結婚 結婚相談所、出会い(マッチングアプリ)
健康 サプリメント、器具、ニキビ、便秘、目、肩こり
美容 脱毛、痩身、エステ、化粧品
その他 引っ越し、車の査定、一括見積もり系、ダイエット、格安SIMなど

マッチングビジネスで選択するべきジャンル

マッチングビジネスのポータルサイトを作るときに選択するべきジャンルは「単価100万円以上」の商品、サービスです。例えば「リフォーム業者を紹介する」「庭の工事業者を紹介する」などです。

リフォームや庭の工事は一生のうちに何度も行うものではありません。そのため、「失敗したくない!」という心理が働き、優良の業者を探す人は多いです。「金額の妥当性がわからない」「どの業者が良いのかわからない」という悩みを解決してあげることで収入を得るという仕組みです。

注意すべきことは、「単価100万円以上」のものを選ぶことです。単価が安い仕事は業者にとってあまり利益が出るものではないため、「業者が幸せになれない」ということが起こります。

マッチングビジネスでは、「業者」「お客さん」「ポータルサイト運営者」の3者が全員幸せにならなければいけません。Win-Win-Winの関係がビジネスの基本でもあるため、常にそれを実現できるかどうか考えるべきです。

自分のビジネスを拡大するのが最も効果的

ポータルサイトビジネスはあくまで「集客代行」というビジネスモデルです。そのため、ポータルサイトを作るスキルは「集客のスキル」と言えます。

もし自分ですでにビジネスをしているのであれば、その集客手段としてポータルサイト運営をするのが最も効果的です。自分の専門分野・強みを活かして、集客を自動化することができればビジネスは成功します。

参入すべきでない(儲からない)テーマの例

ここまで、「参入すべきテーマ」について説明してきました。ただし、ポータルサイトビジネスでは「参入すべきではない、儲からないテーマ」があります。

儲からないテーマに参入してしまうと、アクセスはあっても全くお金を生まないサイトが出来上がります。趣味やボランティアとして有益な情報を世の中に出したいのであれば問題ありません。しかし、ポータルサイト運営をビジネスとして行うのであれば収益を得られるジャンルに参入するべきです。

儲からないテーマの特徴としては「痛みを伴わないもの(趣味、贅沢品など)」「金額が安すぎる」「収益ポイントが作れない」「ニッチ過ぎる」などがあります。

痛みを伴わない分野

人はプラスの欲求(贅沢したいなど)よりも、マイナスに対する恐怖(太り過ぎて服が着れない、昔できたことができない)のほうが強く感じます。つまり、「身体的、精神的に痛みを伴う分野」の方が儲かります。「痛みを逃れて快楽を得る」のが人間というのは今も昔も同じです。

「趣味で歴史を勉強している」「旅行が好き」「ワインが好き」「映画をよく見る」など、嗜好品をテーマにしたポータルサイトビジネスは儲からないため参入すべきではありません。

ゴールが作れない、ニッチ過ぎる

「コーチング」「占い」といった分野はマッチングさせる先を見つけられないことが多く、収益のポイントを作れません。ただ、「自分でコーチングビジネスをやっている」場合は例外です。ポータルサイトを集客サイトとして活用して問題ありません。

「TOEIC900点を目指す」など、ニッチ過ぎる分野も儲からないためやめた方が良いです。ただ、「TOEIC300点を600点にする」など、多くの人が目指している方向性に合わせれば儲かる分野になります。このあたりは「ターゲットの母数を考える」ことが重要です。

テーマはできる限り自分の強みから選択する

ここまで、「ポータルサイトとブログの違い」から、「ポータルサイトで参入すべきテーマ」について解説してきました。ポータルサイトでは必ず「変わらないテーマ」から分野を選択することが重要になります。

変わらないテーマを見極めるためには、本屋のロングセラー本に注目してみてください。

また、ポータルサイトが資産になるためには、紹介する商品やサービスの「単価」がとても重要です。大きなお金が動くからこそ、紹介料も多くもらえるため、単価とLTV(Life Time Value)を考えてテーマを選択しましょう。

アフィリエイトやマッチングビジネスではある程度参入すべき分野は決まっています。初心者の場合はその中から選択してほうが失敗が少ないです。ただし、分野を選択する際にはなるべく「自分が経験したことがある」「興味関心が強い」分野から選択してください。

自分の強みを活かすことで、他のライバルサイトとの差別化にもつながります。